今回はストレングスファインダーの『未来志向』について解説していきます。未来志向とは一言で言うと『ワクワクした未来を想像する』資質です。
人を一目見ただけでその人の良い感じの未来が想像出来たり、困難な問題に遭遇しても未来を想像する事によってモチベーション高くその問題を乗り越える事ができます。
しかしその反面、未来ばかり見て今を楽しめなかったり、未来ばかり語り実行が伴わないと空想家と呼ばれたりという短所もあり、使い方によっては資質は長所にも短所にも変わります。
自分の資質を知り、理解し、活かし方を知ることで人生がうまく行き毎日が夢中に生きられるようになります。
上手く資質を使う為に意識するポイントやコツをわかりやすくお届け出来たらなと思います。そもそも『才能なんて知る必要あるの?』という方はこちらの記事をお読み下さい。
では『未来志向』の①特徴②長所③短所④活かす為のポイントの順番で解説していきます。
目次
未来志向の特徴
- 未来があるから今がある
- 未来をイメージしてそこからアイデアを得る
- 未来のワクワクを考えるのが得意
- 未来を想像するのは得意だが行動力は持ち合わせていない
- 夢がある
- 今やっている事の延長線上にワクワクする未来が描けないとモヤモヤする
- 超現実的な人を見ると夢のない人に見える
- 自分にも他人にも無限の可能性があると考えている
- 過去に囚われない
- 未来から逆算する事が得意
明るい未来を想像する事でアイデアを得たりモチベーションになったりする感じですね。ただ行動力があれば。。という感じですね。そこの短所を補っていく方法はもちろんありますのでご安心を。
未来志向の長所
- 想像している未来を人に伝えてワクワクさせる
- 夢を共有する力がある
- 本人は見えていない未来が見える
一つずつ解説していきます。
未来志向の長所①想像している未来を人に伝えてワクワクさせる
未来志向を上位に持っている人は未来をポジティブに捉えています。「こういう人生になったら良いなぁ」「こういう世界になったらいいなぁ」と未来を思う事でモチベーションが上がります。
どのような未来を見るかは他の資質との組み合わせや人それぞれの興味や価値観により異なりますがどちらにせよ未来に希望があり未来に対してワクワクしています。
未来志向上位の人からすれば未来のことを考えない人なんているの?と思うかもしれないですが実際に資質の観点からしても今まで生きてきた経験からしても未来を考えない人は多い印象です。
まずはそこを認識する事が大事です。自分の上位の資質はみんなそうでしょ?と思うものばかりなので。みんなが出来る事に価値はないと思いがちな私達だからこそ未来を想像するという事に関してもみんな出来るわけじゃないという事をまずは認識する事が大事です。
なのであなたが見えている未来を他者にアウトプットする事であなたのインプットの質も向上し他者もあなたの未来像を聞く事によって良い未来が開けるかもしれません。どんどん未来を語り未来志向を満たしていって下さい。
未来志向の長所②夢を共有する力がある
未来志向の人は息を吸うかのように未来のことを考えています。そしてそれを他者に共有する事で他者のモチベーションを上げることもできます。
僕の場合の話をさせてもらうと僕は未来志向を6位に持っています。昔から未来を語る事が多く馬鹿にされることも多くありました。夢を語る事によって現実的に生きる人との衝突が多々ありました。それは僕に実績がない、自信が感じられない、伝え方が下手で伝わっていないなど色んな要因があるかと思います。
しかし僕に影響を受けてくれる人もいてくれる方が嬉しくて夢を共有し続けています。何より夢を共有するのが好きなんですよね。
自分から話すからか相手が夢を語ってくれる事も多いです。初めて人に話しましたとか言われると最高の気持ちになります!
ちなみに僕の夢は『お金と時間に支配されない自由でワクワクして夢中な人生を送る事。自分の得意な事を活かして自分にしか出来ないと思える仕事をし社会を夢中な人だらけにする事』です。
あなたの夢もいつか聞いてみたいです。
未来志向の長所③本人は見えていない未来が見える
未来志向を上位に持っている人は自分の未来だけではなく他者のワクワクした未来を想像する事にも長けています。人って自分の事より他人のことの方がよく見えるんですよね。
人間の作り的にも外に向けた機能がほとんどです。目とか鼻とか耳とか。服を選ぶ時も鏡がないと中々自分のことは見にくいですよね。という事で人間は自分より他人のことの方がよく見えている訳ですがその中でも未来志向を上位に持っている人は常に意識が未来にいっている分、頭一つ抜けています。
しかし気をつけたいのが決めつけない事です。決めつけたりアドバイスをするのではなく相手の視野を広げることが出来たらお互い良い時間を過ごせると思います。意識的に他者に対しての未来を伝えていきましょう。
未来志向の短所
- 実行が伴わないと空想家になってしまう
- 未来ばかり見て今が疎かになる
- 未来の事を考えるだけで満足する
全て似たような感じですね。要は『未来を考えるだけで具現化する行動をしない』という事です。一つずつ解説していきます。
未来志向の短所①実行が伴わないと空想家になってしまう
未来志向持ちの人が持っている未来を考える力はまさに特殊能力です。しかし考えるだけでは現実は何も変わっていかないです。
やはりそこは地味に未来を考える→行動するの繰り返しが必要です。僕は「夢ばかり話すな、地に足つけろ」とよく言われてきました。それは行動に起こしてなかったからです。
行動してたら雰囲気が変わってきます。未来を考える→行動するというループに入ると最強です。空想家と言われ未来を語る事を辞めるのではなく、未来のイメージに近づけるように行動をしていきましょう。
未来志向の短所②未来ばかり見て今が疎かになる
未来をイメージする事は良い事です。それは数々の研究が実証している訳ですが、結局は『今』の連続で未来が作られてるという論理が事実だと思います。堀江貴文さんの近畿大学のスピーチは有名ですね。
“未来を恐れず過去に執着せず今を生きろ”
未来志向持ちの人は今の進んでる道の延長線上にワクワクする未来が描けるとモチベーションが上がります。
なので未来から逆算し、未来との繋がりを感じ、今を一生懸命生きる事が未来志向の人の良い頑張り方です。これが腑に落ちると本当に毎日の充実度が変わりますよ。是非試してみて下さい。
未来志向の短所③未来の事を考えるだけで満足する
未来を考える事は良い事です。未来思考を鍛えていくとワンピースのカタクリのように何秒か先の未来が明確に見えるようになるかもしれません。
しかしこの物理的な世界では考えるだけでは現実は変わっていかないんですよね。カレーが食べたいと思って目の前にカレーが出てくる事はないです。
もしそんな世界があれば良いなと思う反面つまらないとも思います。カレーが食べたい→食材を買いに行く→コトコト煮込む→更に盛り付ける→完成。この過程を楽しむ為にこの世界に生まれているのではないかと僕は思います。
カレーを食べたいと思うだけで満足するのではなくその未来の理想を叶える為に行動するのが人生の醍醐味だという意識を持つのも一つだと思います。
未来志向の活かし方&まとめ
- 未来があるから今がある
- 未来をイメージしてそこからアイデアを得る
- 未来のワクワクを考えるのが得意
- 未来を想像するのは得意だが行動力は持ち合わせていない
- 夢がある
- 今やっている事の延長線上にワクワクする未来が描けないとモヤモヤする
- 超現実的な人を見ると夢のない人に見える
- 自分にも他人にも無限の可能性があると考えている
- 過去に囚われない
- 未来から逆算する事が得意
- 想像している未来を人に伝えてワクワクさせる
- 夢を共有する力がある
- 本人は見えていない未来が見える
- 実行が伴わないと空想家になってしまう
- 未来ばかり見て今が疎かになる
- 未来の事を考えるだけで満足する
- 相手が体感できるように表現方法を学ぶ
- 未来、夢をアウトプットする
- 他者にアドバイスしたくなったら決めつけではなく相手の可能性を広げるような意識で話す
- 未来を想像して満足するのではなく具体的に行動に起こす事を意識する
- 理想の未来の為に『じゃあ今何をするか?』を考える
- 自分の理想の未来を描くための情報を集めて考える時間を持つ
- 自分の理想の生き方をしている人がいないか調べる
- 理想の未来への道筋が見えたら勝ち
未来志向の未来を想像するからこその長所・短所を解説してきました。僕は未来志向は6位に持っているので長所も短所も納得する所が多くあります。
未来を考える、語る事によって自分、周りをワクワクさせたりチームに一体感をもたらしたりする反面、口だけで実行に移してなかったらただの空想化になってしまうという事のは経験から納得感があります。
未来を考える→実現可能な方法を考える→行動計画を立てる→現実になる
文章にして見てみると当たり前に感じますが実際その当たり前の事が中々出来ないというのは人間だと思います。これはどの資質でも同じことが言えます。
でも未来志向の人が未来の事について考える事や語る事を辞める事は絶対にして欲しくないなと思います。そこは未来志向の長所なので。
未来を語り実現していく為の計画を立てて、行動に起こしていきましょう。行動計画を立てた時点で夢から目標に変わります。
未来の事を思い描き、未来について話し、未来志向を満たしていきましょう!
これからも人生を正直に夢中に生きる為の情報を発信していきますのでよろしくお願い致します。もしこの記事が少しでも為になったって方はTwitterのフォローをして頂けたらとても嬉しいです。ではまた違う記事でお会いしましょう!