今回はストレングスファインダーの『学習欲』について解説していきたいと思います。
学習欲とは文字通り『学びたい、知りたい』という欲ですね。
知的好奇心を満たすのに喜びを感じます。
学ぶ事を自然にやっちゃう!というのは誰が聞いても長所だと思いますが、反対に次々に興味が分散して極められなかったり学ぶだけで満足してしまったりと当然短所もあります。
・長所を伸ばして短所と上手く付き合う為には?
・学習欲のやる気のスイッチはどこにあるのか?
・学習欲がご機嫌でいる為には?
・学習欲を活かして理想を叶える為には?
この辺りを意識しながら書いていきたいと思います。
そもそも才能って必要なの?って方はこちらをお読みください。
目次
学習欲の特徴
- 学ぶプロセスを楽しむ
- 学ばない日があれば満足できない
- 知的好奇心旺盛
- 周りをワクワクする方向に導く
- 行動が最大の学びになると感じられたら最強
- 質問が多い
- 質問上手
- ある程度わかると飽きる
僕は学習欲を上位資質である8番目に持っています。
これらの特徴を初め知った時は「めちゃ納得!」という印象でした。
僕の場合、映画やアニメの『面白いの判断基準』も学びがあるかどうかです。
これは一つの価値観と言ってもいいかもわかりません。
学習欲の資質って最強やん!と思いきや、やはり長所と短所は二面性の関係になっています。
長所と短所を理解して長所は伸ばし短所とは上手く付き合うというというスタンスで自分の才能(カード)と上手く付き合っていきましょう。
それでは解説していきます。
学習欲の長所
- 学ぶプロセスを楽しむ
- 周りにワクワクを伝染させる
- インプットからアウトプットまでの導線があれば上手く資質を使えている
一つずつ解説していきます。
学習欲の長所①学ぶプロセスを楽しむ
何と言っても学習欲は文字通り「学ぶプロセスを楽しむ」というのが最大の長所です。
学習欲を上位に持っている人からすれば「楽しい事ないかな?」というのと「学びのある事はないかな?」は同じ意味になります。
①わからない事がわかるようになったり、出来ない事が出来るようになる事に喜びを感じる
②知見が広がるのが好き
③逆に学びのない時間や場所が嫌い
④経験=良い学びになったという捉え方をする
このように知的好奇心が旺盛で様々なことに興味を持ち学び知見が広がることに喜びと充実感を感じます。
しかし学ぶことで満足してしまいアウトプットに繋がらないという側面もあります。
これは短所の所で解説させてもらいます。
行動(アウトプット)が最大の学びという事を腹落ちさせることが出来れば学習欲を最大限活かせることが出来ます。
学習欲の長所②周りにワクワクを伝染させる
学習をしていると色んな情報に触れます。
その情報を話す事によって周りに最先端の情報やワクワクする情報を提供する事が出来ます。
なので「学ぶのが好き」「学ぶのが楽しい」という事を遠慮せずに出していきましょう。
学校教育の影響から学び=辛いというイメージを持っている人も多くいます。
あなたが楽しく学んでいる姿を素直に見せていく事によって周りに影響を与える事が出来ます。
周りに影響を与える事が出来れば嬉しい→更に学ぶという良いサイクルに入る事が出来ます。
ニヤニヤしながら勉強しましょう!笑
学習欲の長所③インプットからアウトプットまでの導線があれば上手く資質を使えている
学習欲を上位に持っている人は学ぶプロセスが楽しいので意識しないとアウトプットまでの導線が出来ていない人が多いと思います。
僕もそうでした。中々アウトプットって出来ないんですよね。
アウトプットというのは発信や行動の事です。
例えば習慣化の本を読んだのならTwitterに呟いてみる、ブログにまとめて公開する、早速読み終わってすぐに実践をしてみるなどです。
これが出来ていたら長所を上手く使えています。
あとは短所と上手く付き合えるようになれば完璧です。
学習欲の短所
- アウトプットを意識しないと学ぶだけで終わってしまう
- ある程度わかってくると飽きる
- 何でも知っていると思いがち
- 質問が多い
一つずつ解説していきます。
学習欲の短所①アウトプットを意識しないと学ぶだけで終わってしまう
学習欲上位の人はアウトプットを意識した方がいいです。
食材と同じように仕入れて、調理して、また仕入れるという循環をさせることが重要になってきます。
食材を仕入れてずっと保管していても腐ってしまうだけです。
アウトプットをして新しい情報を仕入れましょう。
しかもアウトプットを意識した方がインプットの時のワクワク感が全然違います。
受験勉強や資格勉強の際にも誰かに教えた方が記憶の定着率が上がるといいますよね?
アウトプット前提のインプットをする→アウトプットする(発信・行動)→記憶の定着率が上がる→自分の物に出来る→新しい情報を仕入れるこの循環がうまく回るようになると学習欲の長所使いと言えるでしょう。
学習欲の短所②ある程度わかってくると飽きる
学習欲のモチベーションは知的好奇心なのでこれは仕方なさそうです。笑
僕個人的な意見としては別にそこまでの短所ではないのかなとも思います。
しかし価値観(方向性)だけはしっかりと持っていた方が良いとは思います。
興味があって色んな事に興味を持つ中でそこには何かしらの共通点があると思うんですよね。
僕の場合、興味があるのは、
①自分を理解する系の情報
②真実を追求する系の情報
③実業家の方の考え方系の情報
④人間の持っている力の解放系の情報
などです。
共通点としては「自分を理解して充実した人生を送りたい」という軸がありその周りで興味がコロコロ変わっているという感じです。
軸があるならある程度分かって飽きたとしてもどこかで繋がるので逆にいい能力かなと思っています。
学習欲の短所③何でも知っていると思いがち
学習欲は戦略的思考力に属しています。
戦略的思考力とは考えるのが得意な人達の住む場所です。
だからこそ自分は何でも知っていると思いがちです。
でも冷静に考えてみたらなんでも知っている訳ないですよね。笑
学習欲上位の人はその資質を活かして色んな情報を目にしている中で知っていると思います。知っている事よりも知らない事の方が多いって事を。
学習欲を満たす為にもそこの「捨てるプライド」はキッパリと捨ててしまって色んな人からも学びましょう。
学習欲の短所④質問が多い
これは先程とは逆で、知りた過ぎて質問が多いという短所です。
質問する事は良い事ですが限度がありますよね。また良い質問と悪い質問もありますよね。
また僕のように最上思考を上位にセットで持っていたら「完璧に知りたい」となり細かい所まで気になり質問が止まらないです。
僕も昔はそんな感じだったのでよくわかるのですがそこで質問を沢山して疑問解消をした所ですぐ忘れていませんか?
あまり記憶に定着していないと思います。それではお互いの時間がもったいないです。
なので対策としては自分で調べた上で「わからないところは質問する」これが良いと思います。
①人に聞く②自分で考える、このバランスの自分なりの勝ちパターンを見出すのも面白そうです。
学習欲の活かし方
- 学ぶプロセスを全力で楽しむ
- アウトプット前提のインプットを意識する
- アウトプットまでの導線をシステム化する
- どんなことがあっても学びだと捉え前に進む
- 学べない環境からは離れる
- 副業をしたりセミナーに参加する
- 学んだ事がどう役に立っているか振り返る時間を取る
- 本を読む
- 興味に蓋をしない
- 好きな事を仕事にする
- 好きな分野の専門家を目指す
学習欲を使った影響力の付け方
これはアウトプットに尽きると思います。
過去の経験などの棚卸しをして自分の軸を決めてその分野に対する能力を向上させる。
今の自分が理想だと感じる人も、やり始めた時は今の僕達と同じという事を肝に銘じる。
始めるのに早いも遅いもないです。
理想に向かって切磋琢磨するのが人生の醍醐味とも言えます。
昔、島田紳助さんがこんな事を言っていました。
“歳をとった人間は若さが変えるなら1億円だって払う。だから若いという事はポケットに1億円入っているのと同じ。でも使わないでいるとなくなってしまうお金なんだよ”
これは歳に関係なく「今から目指せる事があるって素敵やん♪」って事だと僕は捉えています。
ゲームを全クリアした人が今からゲームをする人に対して羨ましく思うように。一緒に頑張っていきましょう!
学習欲を使った行動力の付け方
学習欲資質を使った行動力の付け方は『行動が最大の学び』だという事を自分の中に落とし込む事です。
行動というのは実際にリアルな現場で行動を起こす事もそうですしブログを書いたりTwitterに呟くなどを指します。
『わからなかった事をわかるようになりたい』『出来なかった事を出来るようになりたい』という資質なのでそこを上手に使っていきましょう。
過去に行動や経験をした事によって学びになった事はないですか?
逆に本で学んだだけで分かったつもりになった事で今に全く繋がっていない事はないですか?
それらの事を思い出し今後の行動力の活力にして下さい!
学習欲を使った人間関係構築力の付け方
学習欲資質を使った人間関係構築力の付け方は学びにいった場所での出会いが良いでしょう。
『学ぶプロセスを楽しむ』という特徴を利用します。
セミナーや朝活に積極的に参加して『学びのある場所』という事で学習欲を満たしながらも人間関係も構築出来ます。
共通の興味があるので話題に困る事もありません。
またもう一つは学習欲を活かして人間関係構築力を上げる事も出来ます。
それは人と会う前にしっかりと準備していくという事です。
少し僕の話をさせてもらいますと、僕は昔から人と会う前に準備していくタイプでした。
周りがそんな事を考えていないと聞いた時は衝撃を受けました。
それから考えて話するのは何か戦略的で嫌だなと思い、考えないようにしたのですが上手く会話が盛り上がらなかったんですよね。
そしてストレングスファインダーを受けて戦略的思考力というものがあるという事を知り、それも才能なんだという事を知った事で『別に会う前にどんな話を聞こうか?』というのを考えても良いんだと開き直る事が出来ました。
こういうのもまたストレングスファインダーの一つ良い所だなと感じています。
同じような悩みを持っている人が居たら参考にして頂けますと幸いです。
学習欲のまとめ
まとめます。
- 学ぶプロセスを楽しむ
- 学ばない日があれば満足できない
- 知的好奇心旺盛
- 周りをワクワクする方向に導く
- 行動が最大の学びになると感じられたら最強
- 質問が多い
- 質問上手
- ある程度わかると飽きる
- 学ぶプロセスを楽しむ
- 周りにワクワクを伝染させる
- インプットからアウトプットまでの導線があれば上手く資質を使えている
- アウトプットを意識しないと学ぶだけで終わってしまう
- ある程度わかってくると飽きる
- 何でも知っていると思いがち
- 質問が多い
- 学ぶプロセスを全力で楽しむ
- アウトプット前提のインプットを意識する
- アウトプットまでの導線をシステム化する
- どんなことがあっても学びだと捉え前に進む
- 学べない環境からは離れる
- 副業をしたりセミナーに参加する
- 学んだ事がどう役に立っているか振り返る時間を取る
- 本を読む
- 興味に蓋をしない
- 好きな事を仕事にする
- 好きな分野の専門家を目指す
なんとなく学習欲の全体像がわかってもらえましたかね?
学習欲を上位に持っている人は学びによって人生に充実感がもたらされます。
『学び』というとあまり良い思い出ではない学校が連想されますよね。
それもあってか自分は学ぶ事が好きという事に中々気付きにくいと思います。
僕もストレングスファインダーを知っていく中で『自分って学ぶのが好きだわ』っていう納得感を得ました。
そうなるとなんとも言えない自信が出てきます。
『これから自分の好きな事を学んでアウトプットし続けたら何者かに成れるのではないか。』と。
自己効力感というものですね。実際に動き出すと何かが動き出します。見える景色も変わります。
もちろん資質は単体で機能するものではなく34資質全ての組み合わせで現れます。
しかも上位資質の組み合わせパターンだけでも3300万通りあるという。。笑
自分と全く同じタイプの人に出会う確率はドッペルゲンガーと出会う確率とほぼ一緒という事です。
なので自分が人と違うのは当たり前だし、人の能力を否定する権利も自分にはないのです。
自分だけの勝ちパターン見つけられたら人生イージーモードですよ!
これからも一緒に学んでいきましょう!
ではまた違う記事でお会いしましょう!
自分の才能を知った方がいい理由