今回はストレングスファインダーの『目標志向』について解説していきたいと思います。
自分の持っている資質の『特徴、長所、短所』をまずは知り、長所を磨き短所とは上手く付き合いましょう。
そのためにはまずは知ることがスタートです。
言語化された『特徴、長所、短所』を見て、過去の経験と照らし合わせ納得感を高めてください。
そうすると少しずつ『自分らしさ』という輪郭がぼんやりと見えてきます。
しかし資質はもちろん一つでは構成されておりません。
ストレングスファインダーでいえば34の資質が複雑に混ざり合ってあなた独自の個性という物を作り上げています。
このブログではそれらの全資質を解説していくので参考にしてください。
そもそも才能を知る必要あるの?って方はこちらをご参照ください。
目次
目標志向の特徴
- 一直線に突き進む
- 優先順位をつけてその通りに行動する
- 何が必要で何が必要でないかを見極めることが出来る
- 一点集中
- 目標のために意味があるかどうかで優先順位を決めていく
- 集中している時に邪魔されるのが許せない
- 目標達成のために計画通り進んでいる時喜びを感じる
- 最終的な目的地をしっかりと定めて物事を開始する
目標志向の長所
- 目標達成のための優先順位を明確に出来る
- 物事に集中し周囲の音が耳に入らないぐらい集中する
- ゴールに向けてチームを導くリーダーシップが取れる
一つずつ解説していきます。
目標志向の長所①目標達成のための優先順位を明確に出来る
目標志向を上位に持っている人は『目標達成のために計画通りに進んでいる時に喜びを感じる』という特徴があります。
なので何の苦痛もなく優先順位を明確にすることが出来ます。
優先順位を明確にするなんて当たり前と思うかもしれませんが当たり前と感じているということをまずは認識することが重要です。
無意識にやっていたことが自分の才能だったことを知る
↓
意識的に使う
↓
その能力に付随する分野の能力を伸ばす
↓
その能力を使った成功体験を積む
↓
お金を払ってでもお願いしたいと言われるようになる
↓
そのお金を使って更に学ぶ
↓
更に洗練されたサービスを提供出来るようになる
これはどの資質にも言えることですが、このループを回せるようになると人生イージーモードになります。
目標志向の長所②物事に集中し周囲の音が耳に入らないぐらい集中する
目標思考が上位の人は目標に対して本当に真っ直ぐで一点集中します。
その集中力には凄いものがあります。
そのため、物事に集中し、ゾーンに入ることが出来ます。
これも間違いなく長所です。
意識的にゾーンに入りやすい環境を整えることが出来るようになると更に長所を生かすことが出来るようになります。
・誰にも邪魔されない閉鎖的な空間なのか
・少し騒がしい開放的な空間なのか
・どんな音楽を聞くのか
・テーブルの上は綺麗にした方が良いのか
・瞑想してから始めた方が良いのか
などなど。
目標志向の長所③ゴールに向けてチームを導くリーダーシップが取れる
・優先順位の明確化
・何が必要で必要でないかの判断能力
・目標達成のために意味があるかどうか
これらの能力を使いながらチームをゴールへ導きます。
登山と似ているかも知れませんね。
頂上のゴールへ向けて天候の変化や休憩のペースを判断したり、時には軌道修正をしながら確実にゴールへ導く。
しかしリーダーシップに関しては特に長所の裏返しの短所ともしっかりと付き合う必要があります。
目標志向の短所
- 目標達成のために役に立たないことを切り捨ててしまう(人間関係・楽しみ)
- 目標に向かっていると周りの気持ちを考えられなくなる
- 目標達成能力には長けているが目標設定は苦手
一つずつ解説していきます。
目標志向の短所①目標達成のために役に立たないことを切り捨ててしまう(人間関係・楽しみ)
目標志向上位の人は無駄なことをしていない状態というのも喜びポイントの一つです。
逆を返せば無駄と感じる時間は嫌いな時間になります。
そして無駄と感じる時間は目標達成に結びつかない時間のことです。
仕事もギャンブルや薬物と同じように中毒性があると言います。
思い当たる人がいれば一度立ち止まって考えてみましょう。
『本当に目標達成以外の人間関係や時間は無駄ですか?』
『あなたの人生の目的は何ですか?』
目の前の目標を達成することがあなたの人生の目的ではないはずです。
目標志向の短所②目標に向かっていると周りの気持ちを考えられなくなる
目標志向を上位に持っている人は集中力が半端ないです。
そのためゾーンに入ることも多く目標達成率を上げます。
その長所の裏返しとして周りが全く見えなくなるという短所も持っています。
1人で出来ることはたかが知れています。
周りの力を借りて協力することでより大きく魅力的な目標を達成出来ると思います。
なので周りにも気を配りましょうと言いたいですが、目標志向の人が持つ没頭力は消したくありません。
なのでこの短所と上手く付き合うための対処法は、
・オンとオフを明確に分ける
・周りに上手く調和してくれる人を置く
・そういうタイプだと前もって周りに伝えておく
・自分1人の力よりも周りがモチベーション高く取り組んでくれた方が目標達成に近づくということを落とし込む
などが効果的だと思います。
目標志向の短所③目標達成能力には長けているが目標設定は苦手
『目標達成能力』と『目標設定能力』は別で考える必要があります。
目標志向上位の人は決められたゴールを達成するための優先順位を立てるのは得意ですが、自分でそのゴールを立てるのが苦手です。
決められた目標を途中で修正することも苦手です。
なので目標志向が上位の人には是非、目標設定能力を学んで欲しいと思います。
自分でゴールを設定し、
↓
ゴールに向けての計画を立て、
↓
達成することで価値を提供していく
目標達成能力があるだけで素晴らしいですが他人の設定した目標を達成するのではなく、自分で設定し、達成することで初めて、自分の人生の舵を自分で握っていると言えるのではないでしょうか?
目標志向の活かし方
- 長所を意識的に使う
- ゾーンに入るための環境を意識的に作る
- リーダーシップを意識的に取ってみる
- 人生の目的を考える時間を取る
- 目標設定能力を学び伸ばす
- 目標が無い場合でも小さく動いてみる
- 目標に縛られ過ぎないようにする
- 仕事と生活のバランスを考える
- 高いレベルの環境に入る
目標志向のまとめ
まとめます。
- 一直線に突き進む
- 優先順位をつけてその通りに行動する
- 何が必要で何が必要でないかを見極めることが出来る
- 一点集中
- 目標のために意味があるかどうかで優先順位を決めていく
- 集中している時に邪魔されるのが許せない
- 目標達成のために計画通り進んでいる時喜びを感じる
- 最終的な目的地をしっかりと定めて物事を開始する
- 目標達成のための優先順位を明確に出来る
- 物事に集中し周囲の音が耳に入らないぐらい集中する
- ゴールに向けてチームを導くリーダーシップが取れる
- 目標達成のために役に立たないことを切り捨ててしまう(人間関係・楽しみ)
- 目標に向かっていると周りの気持ちを考えられなくなる
- 目標達成能力には長けているが目標設定は苦手
- 長所を意識的に使う
- ゾーンに入るための環境を意識的に作る
- リーダーシップを意識的に取ってみる
- 人生の目的を考える時間を取る
- 目標設定能力を学び伸ばす
- 目標が無い場合でも小さく動いてみる
- 目標に縛られ過ぎないようにする
- 仕事と生活のバランスを考える
- 高いレベルの環境に入る
ここまで目標志向の特徴を解説してきました。
目標志向はさすが実行力資質なだけあって一つのことに没頭する能力に長けています。
しかしその裏返しとして周りの気持ちを考えられなかったり、その目標を達成する目的は何?という視点が欠けてしまうといった短所があります。
そしてその短所と上手く付き合うための対処法を簡単に解説してきました。
目標志向を上位に持っている人で、もし今漠然と悩んでいたりモヤモヤしているという状態の人は目標が無いのが原因かもしれません。
そんな時は過去に目標があった時にその目標をどうやって見つけたのかを思い出してみましょう。
目標志向の人は、目標が無い状態ではヘロヘロで自己嫌悪になってしまう傾向があるように思います。
目標がありそれを達成するということに価値を感じているので常に何か目標を掲げてその達成に向けて精進するという日々を送ることが充実感に繋がり結果にも結び付くと思います。
あなたが人生で達成したい目標は何ですか?
それではまた違う記事でお会いしましょう!