資質解説シリーズ25回目の今回はストレングスファインダーの『アレンジ』について解説していきます。
アレンジは実行力資質に分類されています。
アレンジの特徴、長所の尖らし方、短所との上手な付き合い方、活かし方を解説していきます。
目次
アレンジの特徴
- 他人を通じて効果的かつ効率的に作業する
- 必要な変化を起こす
- 組み合わせることが得意
- 効率化
- マルチタスク
- 柔軟性がある
- 演奏者ではなく指揮者
- あるもので工夫する
- 実行力資質なので生産性高く効率的でありたい
- 綺麗に並べる。整理整頓、ノートの整理、情報の整理
- 変化がないとしんどい
アレンジの長所
- 複数の人、モノ、金、時間、情報を組み合わせて効率的に進める
- 自分は主役にならずに指揮を振ることが出来る
アレンジの長所①複数の人、モノ、お金、時間、情報を組み合わせて効率的に進める
アレンジの特徴はその名の通り、色んなものを並べたり、組み合わせたり、整理することです。
そしてアレンジは実行力資質なので物事を前に進める為に発揮されます。
料理人が複数の食材を見て、新たな料理を作り上げるような感じです。
人の配置などもその人が一番活きる役割を提供するのが得意です。
また仕事を一人で進めてしまうといった人がいる中でアレンジは人に任せ、目的を達成していきます。
プロデューサー気質でもあります。
逆に裁量権がなく自由度が低い環境にいるとアレンジ資質が喜べないかもしれません。
なのでもし今漠然と上手くいっていないと感じている人がいるならばもっと自分一人で仕事を抱え込んでいないかを考えたり、今している活動に変化を加えることが出来ないかを模索したりと工夫をしてみて下さい。
アレンジの長所②自分は主役にならずに指揮を振ることが出来る
アレンジ上位の人は、演奏者というよりも指揮者のような才能をお持ちのようです。
個人個人の特性を理解し組み合わせ成果を上げる。
過去にそのようなことは無かったですか?
もしかしたらあまりにも自然過ぎて周りは気付いていないかもしれないです。
なので賞賛や評価などはされなかったかも。
その為、『誰も自分の成果をわかってくれないから意味がない。』と感じている人もいるかもしれません。
そうなる気持ちは良く分かりますが、考え方を変えてみれば周りが気付かないぐらい自然に、滞りなくことを運ばせることが出来るというのはそう簡単に誰でも出来ることではありません。
あなたは指揮者のように、料理人のように、フラワーデザイナーのように、プロデューサーのように、複数のものを組み合わせ、一つの作品や価値を生み出したことはないでしょうか?
そこにあなたの才能の芽は潜んでいます。
アレンジの短所
- 常に効率的なやり方を探していて、変化が激しいので周りが混乱する
- あらゆることに手をつけたがる
アレンジの短所①常に効率的なやり方を探していて、変化が激しいので周りが混乱する
どの資質にも長所があれば短所があります。
これは当たり前のことです。
短所と対峙する時は、無視するのではなく、克服するのでもなく、上手く付き合っていく必要があります。
この短所に対して上手く付き合っていく方法は、『目標を達成する為、生産性を上げる為に色々と変化を起こしているということを周りに伝えておく』ということが効果的です。
この説明をしておかないと、周りからコロコロと意見を変える人、一貫性のない人という印象を持たれるかもしれません。
またあなたは変化に抵抗する人に対してイライラしてしまう傾向にあります。
しかし変化に対してネガティブに思う人も一定数います。
『なぜ変化したがらないの?』
『なぜそんなにコロコロ変化させるの?』
という関係にならないようになぜあなたが変化をする必要があると感じているか?
ということを伝えておきましょう。
アレンジの短所②あらゆることに手をつけたがる
あなたは変化を好みます。
物事を前進させる為に変化を求めているのですが方向性をしっかりと持っていないと何も蓄積されず全部が中途半端になってしまいます。
隣の芝は青く見える状態ですね。
あらゆることに手をつけること自体に善し悪しはなくて『それをやる理由は何ですか?』ということに意味があります。
例えば『楽しいことがしたい』という動機をもとにあらゆることに手をつけているとしましょう。
しかし『自分にとって楽しいこと』が何かが分かっていないと方向性が決まっているとは言えません。
・成長することが楽しいのか?
・毎日Netflixを見る人生が楽しいと言えるのか?
・何かに夢中になることが楽しいのか?
・何かの分野を極めていくことが楽しいのか?など。
それらが自分の中に無いとただ変化をすることが目的になってしまい、結局は漠然としたモヤモヤを持ち続けることになります。
あなたの特性でもある変化を起こせるという能力を最大限発揮する為にも方向性(価値観)を明確にしていく努力をしていきましょう。
アレンジの活かし方
- 十分な量、質のリソースを持っているかに意識を向ける
- ルーティンワークを避ける
- イベント運営を引き受ける
- 目標を達成する為、生産性を上げる為に色々と変化を起こしているということを周りに伝えておく
- より効率的にする為の視点を持ち続ける
- 世の中のカオスを見つけ自分だったらどう改善するかを考える習慣を持つ
- マルチタスクで物事を進めていく
- 情報やモノや人などのリソースを増やしていくことが大事(アレンジの幅を広げるため)
アレンジのまとめ
まとめます。
- 他人を通じて効果的かつ効率的に作業する
- 必要な変化を起こす
- 組み合わせることが得意
- 効率化
- マルチタスク
- 柔軟性がある
- 演奏者ではなく指揮者
- あるもので工夫する
- 実行力資質なので生産性高く効率的でありたい
- 綺麗に並べる。整理整頓、ノートの整理、情報の整理
- 変化がないとしんどい
- 複数の人、モノ、金、時間、情報を組み合わせて効率的に進める
- 自分は主役にならずに指揮を振ることが出来る
- 常に効率的なやり方を探していて、変化が激しいので周りが混乱する
- あらゆることに手をつけたがる
- 十分な量、質のリソースを持っているかに意識を向ける
- ルーティンワークを避ける
- イベント運営を引き受ける
- 目標を達成する為、生産性を上げる為に色々と変化を起こしているということを周りに伝えておく
- より効率的にする為の視点を持ち続ける
- 世の中のカオスを見つけ自分だったらどう改善するかを考える習慣を持つ
- マルチタスクで物事を進めていく
- 情報やモノや人などのリソースを増やしていくことが大事(アレンジの幅を広げるため)
ここまで実行力資質のアレンジについて解説してきました。
何か気付きや発見はありましたか?
料理人もプロデューサーも指揮者も沢山の材料があった方が新しいものが生み出せると思います。
リーダーシップを取る時でも命令形のリーダーシップを取るのではなく、一人一人に最適な役割を与え、一人一人のモチベーションを上げ効率化を図るといいでしょう。
自分のモチベーションを上げる時もあえてマルチタスクにしてみたり、変化を加える工夫をしていくといいでしょう。
そして何よりも方向性を明確にして物事を前に進めていきましょう。
実行力資質は方向性が決まれば更に力強くパワフルに前進することが出来ます。
あなたは死んだ後に周りからどんな人だったと言われたいですか?
あなたは一度しかない人生どんな人生にしたいですか?
一度じっくりカフェでコーヒーでも飲みながら考えてみて下さい。
資質解説シリーズ25回目は『アレンジ』の解説でした。
それではまた違う記事でお会いしましょう〜!