資質解説シリーズ26回目の今回はストレングスファインダーの『コミュニケーション』について解説していきます。
『コミュニケーション』は影響力資質に分類されています。
コミュニケーションの特徴、長所の尖らし方、短所との上手な付き合い方、活かし方を解説していきます。
目次
コミュニケーションの特徴
- 言葉の表現力が豊か
- 言葉で他人と繋がる
- 自分の考えを言葉に表すのが得意
- 話術に優れ、物事をわかりやすく説明するのが得意
- 説得するのも得意
- 例え話
- 言葉の魔術師
- 素直、裏表がない
- 表現力豊か
- 魅了する、心を掴む
- 楽しませる
- 聞くよりも話したい
- 話しながら思考が整理される
コミュニケーションの長所
- 例え話を使って話に臨場感を出すのが上手い
- 話しながら思考を整理することが出来る
- 納得感のある話をすることが出来る
コミュニケーションの長所①例え話を使って話に臨場感を出すのが上手い
コミュニケーションを上位に持っている人は話術に優れています。
一般的にコミュニケーション能力が高いというと『初対面の人とすぐに仲良くなる』というイメージがあると思いますがストレングスファインダーではその特徴は『社交性』に分類されます。
コミュニケーション資質とは言葉の表現力が豊かで単純に話が上手いという感じです。
話が上手いということをもっと具体的にしていくと『相手に伝わる』ということだと思います。
そして相手に伝わるということをもっと分解していくと、
①例え話を出す
②話の内容を相手の脳内でイメージさせる
③聞いていて面白い
この3点がとても重要です。
仕事でもプライベートでも人と人というのは言葉という手段を持って意思疎通をします。
ネットの無かった一昔前はコミュニケーションというとリアルでしかありませんでした。
なので『内向的な人より外向的な人が収入が高い』という研究結果があるほどです。
しかし今ではその研究結果も変わっているでしょう。
なぜならインターネットのお陰で小説家でなくても文章ベースで人に影響を与えることが出来るからです。
どんな人だろうと50音しかない言葉を巧みに操ることによって人の心に影響を与え、人の心を豊かにすることが出来るのです。
コミュニケーションの長所②話しながら思考を整理することが出来る
コミュニケーション上位の人は話しながら思考を整理します。
プレゼンやスピーチなどでも話の内容を考えて臨んだものの、いつも結局はアドリブになるということもあると思います。
逆に『内省』を上位に持っている人は頭で一度考えた内容を発します。(ちなみに僕は内省5位)
なので一概に『スピーチが上手い』といっても2種類に分けられるということです。
①内容を考えていかない方が力を発揮できる人
②内容を作り込むことで力を発揮する人
本当に資質は面白い。
まとめるとコミュニケーション上位の人は話しながら思考を整理出来るという超人ですという内容でした。
もし頭がごちゃごちゃで整理出来ていないなと感じていたら友達を誘って話を聞いて貰ったらいいですよー!
コミュニケーションの長所③納得感のある話をすることが出来る
長所①とほぼ同じなのですがコミュニケーション上位の人は納得感のある話をすることが出来ます。(めちゃくちゃ羨ましい)
言語化する能力に優れています。
思考系とは違って考えて言語化するというよりかは人と話をしながら思いついたりすることも多いようです。
考え事をしている時も頭の中の情報が全て声に出てるかもしれませんね。
コミュニケーション上位の人は脳と口が繋がっているとも言われています。笑
思考系の人との相性も良さそうですね。
思考系の人が頭で考えたものをアウトプットする
↓
コミュニケーションの人がそれを対話をしながら整理、発展させていく
↓
思考系の人がその整理、発展されたものを持ち帰り考える
このループを回すことでお互いに気付きや発見を得られると思います。
何せ自分のことを理解すると他人のことも理解出来るようになります。
他人のことを理解出来るようになるとイライラが減り無駄にエネルギーを垂れ流すことも無くなります。
そして頭と心に余白ができ、本当にやりたいことに集中することが出来ます。
コミュニケーションの短所
- 沈黙すべき時もペラペラと話してしまう
- 相手の話を聞かない
コミュニケーションの短所①沈黙すべき時もペラペラと話してしまう
コミュニケーション上位の人は話をするのが大好きです。
大好きで沢山話しているから上手くなる。
当然な流れだと思います。
しかし短所として沈黙すべき時もペラペラと話してしまう。
沈黙する時とはどのような場面でしょうか。
・映画やコンサートの会場など癒されにきている人が周りにいる場
・授業中や図書館など集中したい人が周りにいる場
・葬式など悲しい気持ちの人が周りにいる場
この辺りでしょうか。
こういう所でペラペラと話してしまうとただのお喋りと思われ、あなたの影響力が損われるかもしれません。
周りがしんどくなるでしょうしね。
沈黙に耐える訓練をするのも良いと思います。
沈黙はあなたのコミュニケーション能力の威力が爆上がりさせる可能性を秘めています。
コミュニケーションの短所②相手の話を聞かない
『話し上手より聞き上手』
これは良く言われることです。
コミュニケーション上位に持っているあなた。
どうですか?
相手の話を聞かずに自分の話ばかりしていませんか?
サッカーの試合のボールの維持率のように数字として出すことは出来ませんがなんとなく感覚的にわかりますよね。
なので聞き上手になりましょうって事なのですが、聞き上手の定義をここでしっかりと認識する必要があります。
聞き上手を『自分からは何も話さず、うんうんと相槌を打つ』という認識の人は『聞き上手って本当に正しいん?楽しくないやん。』となると思います。
そうではなく聞き上手とは『聞き出し上手』ということです。
適切な質問を相手に投げかけ相手に話してもらう。
これが真の聞き上手という意味です。
そう考えると話の上手いコミュニケーション上位の人こそ意識次第で聞き上手になれると思います。
意識してみてください。
コミュニケーションの活かし方
- 人に話を聞いてもらって頭の中を整理する
- 『どんな影響を与えたいのか?』を明確にする
- 喋る機会を多く作る
- 最高のストーリーを忘れずに記憶し、さらに上手く話せるように練習する
- 他の人のアイデアや感情を言葉で表現してあげる
- 心に響くストーリーや言葉を集める
- 言葉を声に出して話し方を磨く練習をする
- プレゼンを行う機会を積極的に探す
- 今までどんな状況でどんな人と話している時が楽しかったか考える
- 自分の声を録音し繰り返し聞き練習する
コミュニケーションのまとめ
まとめます。
- 言葉の表現力が豊か
- 言葉で他人と繋がる
- 自分の考えを言葉に表すのが得意
- 話術に優れ、物事をわかりやすく説明するのが得意
- 説得するのも得意
- 例え話
- 言葉の魔術師
- 素直、裏表がない
- 表現力豊か
- 魅了する、心を掴む
- 楽しませる
- 聞くよりも話したい
- 話しながら思考が整理される
- 例え話を使って話に臨場感を出すのが上手い
- 話しながら思考を整理することが出来る
- 納得感のある話をすることが出来る
- 沈黙すべき時もペラペラと話してしまう
- 相手の話を聞かない
- 人に話を聞いてもらって頭の中を整理する
- 『どんな影響を与えたいのか?』を明確にする
- 喋る機会を多く作る
- 最高のストーリーを忘れずに記憶し、さらに上手く話せるように練習する
- 他の人のアイデアや感情を言葉で表現してあげる
- 心に響くストーリーや言葉を集める
- 言葉を声に出して話し方を磨く練習をする
- プレゼンを行う機会を積極的に探す
- 今までどんな状況でどんな人と話している時が楽しかったか考える
- 自分の声を録音し繰り返し聞き練習する
ここまでストレングスファインダーの影響力資質の『コミュニケーション』について解説してきました。
何か気付きや発見はありましたか?
コミュニケーションは言葉を大切にし言葉で人を動かしていく資質です。
言葉に影響力があるというのはめちゃくちゃ強みです。
更に価値観を明確にすることでその能力は力を増します。
・なぜ人を動かしたいのか?
・人々をどんな未来に導きたいのか?
・どんな世界を作っていきたいのか?
より深く考えてみて下さい。
またその言葉を磨く努力をして下さい。
魚が空を飛ぶ練習をしても、更に上手く空を飛ぼうと努力している鳥には勝てません。
それと同じようにあなたが言葉を磨く努力というのは、鳥が空をより高く、より早く、より美しく飛べるように努力することと同じです。
正しい努力と言えます。
楽しんで頑張って下さい!
資質解説シリーズ26回目は『コミュニケーション』の解説でした。
それではまた違う記事でお会いしましょう〜!