自分の才能を知ろう!『着想』の特徴と活かし方を解説。ストレングスファインダー

今回はストレングスファインダーの『着想』について解説していきます。着想は戦略的思考力に属していて戦略的思考力に属している資質は、考える才能、行動する前に考える、行動を引き出す質問があると動く資質です。


『着想』の特徴、長所、短所、活かし方などを解説していきます。着想資質を理解する前に、なぜ才能を知り活かした方が良いのかがしっくりきていない人はこちらの記事をお読み下さい。才能を知った方が良い理由はこちらから。それでは解説していきます。

目次

着想の特徴

  • アイデアを考えるのが好き
  • 全く異なるものの間に関連性を見出す
  • 変人と言われたら嬉しい
  • どんどん新しい事が浮かぶ
  • 新しい物好きで飽きっぽい
  • 閃きが快感

僕は『着想』を4位に持っています。昔変人と言われて喜んでいた時、友達に「なんで嬉しそうなの?」と言われた事を思い出しました。笑

着想の長所

  • どんどんアイデアが溢れ出てくる
  • 別のジャンルから要素を引っ張り出してアイデアを作る
  • 行き詰まった問題を新しい視点で打開する


一つずつ解説していきます。

着想の長所①アイデアが溢れ出てくる

着想を上位に持っている人はアイデアを出すのが得意。当たり前すぎて得意という感覚はないと思いますがそれがまさに得意(才能)という事です。


あなたのアイデアが溢れ出るのはどんな時ですか?よく言われるのがお風呂、トイレ、読書、映画などですね。着想を4位に持っている僕は本や動画で情報収集している時はもちろんですが同じ音声を繰り返し聴きながら長距離の散歩をしている時に着想が超絶スパークします。


長距離を歩くだけ、音声を繰り返し聞くだけと試してみましたが、この2つが重なった時にしか着想はスパークしませんでした。着想を上位に持っている人は過去自分がどういう状況で着想が発揮されたのかを思い出しそれを生活に取り入れ意識的に着想の能力を使っていくと良いと思います。

着想の長所②別のジャンルから要素を引っ張り出してアイデアを作る

着想を上位に持っている人は全く異なるジャンルから要素を抽出しアイデアを産み出す事も得意です。これは要するに抽象化が得意という風に言えるかと思います。


例えば世界がまだ馬車移動をしていた時代に多くの人は「もっと早い馬が欲しい」と思っていました。しかしヘンリーフォードは「人は早い馬が欲しいのではなく早い移動手段が欲しい」と抽象化する事により本質を掴み自動車を大量生産し車社会を実現しました。


「整いました」で有名な芸人のねづっちさんのように全く異なるものや事柄の共通点を見出すのもアイデアであり抽象化です。AかBかで悩んでいる人に対してCやDの道を指し示すような事も得意ですね。


それってめちゃくちゃ価値ありますよね。アイデアの出し方のような勉強をして資質を伸ばすような努力をしてみるのも良いですね。

着想の長所③行き詰まった問題を新しい視点で打開する

人間は日々様々な問題に出会い解決し生きている訳ですがたまに大きな問題に出くわします。そんな時は着想上位の人が持っている視点は問題解決に大きく貢献します。


例えば富士フィルムが2006年にフィルム事業から化粧品事業に大きく舵を切った。写真フィルムと化粧品にどんな共通点が?と思うかもわかりませんが写真フィルムに使われていた技術を化粧品開発に応用出来ると考えたそう。

写真フィルムの技術とは?

1.フィルムの主原料であるコラーゲンの研究

2.写真の色褪せ防止の抗酸化技術

3.光解析・コントロール技術

4.薄いフィルムに塗布する成分を極小化するナノ化技術

このように『写真フィルム業界でどのように売上を上げるか?』という視点だけではなく『その技術を活かして市場規模の大きい事業に参入するってのはどう?』という視点があったからこそ富士フィルムは行き詰まった状況を打開出来たのです。着想を上位に持っている人はこのようなロールモデルを複数持っている事によってより着想に磨きがかかると思います。

着想の短所

  • 直感的にアイデアが思いつくので話が飛んで「何を言っているのかがわからない」と言われる
  • 新しいものが好きで飽きっぽい
  • 人と違うことに固執してしまう

着想の短所①「何を言っているのかがわからない」と言われる

着想が上位にある人は直感的にアイデアが思い浮かぶので話が飛んで相手に伝わらない事が多い傾向にあります。


どれだけ良いアイデアだとしても伝わらないと意味がありません。


対策としては思い浮かんだアイデアをすぐに話すのではなく一度自分の中で、ある程度組み立ててから伝えるようにしたり、図に落とし込んで伝えるようにするなど工夫してみましょう。そうすると短所を強みに変える事が出来ます。

着想の短所②新しいものが好きで飽きっぽい

着想を上位に持っている人はどんどん新しい事や人と違う事を求め考えているので良いアイデアが思いつくとすぐにそれを試したくなる傾向にあります。


これの何が短所かというといろんな事に目移りしてしまい継続力が無いので何か一つの分野で結果を残す事が難しくなるという事が起こります。


しかしこれはそんなに大した短所ではないです。新しいものや情報やシステムをキャッチする能力があるので方向性が定まっていたら新しいもの好きで飽きっぽいというのは長所になります。


長所にする為にどうしたら良いかというとまず自分に対して継続力が無い事やすぐに新しいものに手を出す事を悲観的に思う事をやめて、自分の価値観、得意な事、好きな事を納得感を持って理解する事が重要です。

着想の短所③人と違うことに固執してしまう

人と違う事を求める事は着想上位の人の才能であり長所です。しかしそれに固執してしまうと短所になります。


「人と違う事をしなければならない」など「〇〇でなければならない」という状況は基本的には才能の使い過ぎです。才能のボリュームを調節する必要があります。縛りがかかっている状態だと行動が出来なくなったりクリエイティブな視点で発想が出来なくなります。


そうなると着想の人が持っているクリエイティブなアイデアが発揮されなくなり非常に勿体ないです。ではこの短所とどううまく付き合っていけば良いかというとアイデアとは『既存の要素の組み合わせ』という事を理解する事が大切です。


「人と違う事」というのは既存の「要素×要素」のものであって「まだこの世に無い何か」では無いのです。なので人と違う事を求めるのはとても良い事ですがそれに固執するのではなく既存のものに関して深くブレストをしてみたりマンダラートを活用したりオズボーンのチェックリストを活用するなどフレームワークに当てはめて考える事がおすすめです。

優れた芸術家は模範し偉大な芸術家は盗む “パブロ・ピカソ”

何も真似したくないと思う者は何も生み出さない “サルバドール・ダリ”

よそさんのええ所を徹底的に研究して何か一つ二つ足せば良いんや “松下幸之助”

着想活かし方&まとめ

着想の特徴、長所、短所、活かし方をまとめます。

着想の特徴
  • アイデアを考えるのが好き
  • 全く異なるものの間に関連性を見出す
  • 変人と言われたら嬉しい
  • どんどん新しい事が浮かぶ
  • 新しい物好きで飽きっぽい
  • 閃きが快感
着想の長所
  • どんどんアイデアが溢れ出てくる
  • 別のジャンルから要素を引っ張り出してアイデアを作る
  • 行き詰まった問題を新しい視点で打開する
着想の短所
  • 直感的にアイデアが思いつくので話が飛んで「何を言っているのかがわからない」と言われる
  • 新しいものが好きで飽きっぽい
  • 人と違うことに固執してしまう
活かす為には?
  • 自分の着想が閃くポイントを知る
  • 新しいもの変わっているもの面白いものに触れて栄養補給をする
  • 着想を持っている者同士でブレストする
  • 周りの人に伝える時は図を使うなど整理してから伝える
  • 実行力の高い人と組む
  • アイデアの出し方のフレームワークを取り入れる

着想は型にはまらず発想が豊かでアイデア出しが得意だが普通に満足出来ない、飽き性、アイデアを閃く事に喜びを感じるので行動に結びつきにくいという短所があります。


また「人と違う事しか価値がない」と思い込んでしまったり話が飛んで何を言っているかわからないという短所もあります。


才能には長所と短所が裏表の関係になっていて才能を活かす為に必要な事は長所を尖らせ、短所と上手く付き合う事です。


短所を無視したり短所を平均的な所まで向上させようとしてはダメです。僕の好きな言葉に『人は長所で尊敬され短所で愛される』というものがあります。


短所にもしっかりと役割があるんですよね。なので短所を向上させて無くそうとするのではなく、無視するのでもなく、しっかりと受け入れて上手に付き合っていきましょう。


活かす為のポイントを参考にしてドンドン着想を使いこなしていってください。これからも人生を正直に夢中に生きる為の情報を発信していきますので宜しくお願い致します。


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