資質解説シリーズ27回目の今回はストレングスファインダーの『個別化』について解説していきます。
個別化は人間関係構築力に分類されています。
個別化の特徴、長所の尖らし方、短所との上手な付き合い方、活かし方を解説していきます。
目次
個別化の特徴
- ルールが嫌い
- 人の特徴を見抜き、磨く
- 一人一人が持つユニークな個性に興味を惹かれる
- 異なるタイプの人達の集団をまとめ生産性の高いチームを構築する
- みんな違ってみんな良い
- 人間重視、個性
- 人それぞれ、違い
- 人の個性が大好きで見分けることが出来る
- 一般化されるのが大嫌い
- 個性的な人の話を聞くことが喜び
- 『変わってるね』と言われると嬉しい
- 同調圧力が苦しい
個別化の長所
- 一人一人を理解して違いを尊重する
- 一人一人の特徴を理解し人に合わせた対応をすることが出来る
個別化の長所①一人一人を理解して違いを尊重する
個別化上位の人は、人の個性を大事にします。
あなたは本能的にそれぞれの人の性格や動機、考え方、関係の築き方を常に観察しています。
そしてあなたはそれぞれの人生におけるその人にしかない物語を理解することに長けています。
またあなたは他の人の強みをとても鋭く観察するので一人一人の最も良い所を引き出すことが出来ます。
個別化の資質を発揮でき、かつ感謝される役割、活動を意識的してみて下さい。
違いを心から尊重、賞賛するあなたの言動に勇気を貰える人が沢山いると思います。
個別化の長所②一人一人の強みを活かしたマネジメントをすることが出来る
個別化を上位に持っている人は一人一人の持っている強みを見抜く天才です。
人によって求めていること、やる気にさせるもの、行動を起こさせるものが異なります。
それをあなたは見抜き個人に合わせたマネジメントをすることが自然に出来ます。
人に合わせた関わり方をすることがあなたにとっては本当の意味での『公平』です。
ここで気をつけておきたいことはあなたのその公平な立ち振る舞いをエコヒイキだと感じる人がいることです。
そうならない為にもなぜあなたが人に合わせて異なる接し方をするのかというその哲学と意味を周りに説明するようにしましょう。
個別化の短所
- 個人を大事にし過ぎてグループ全体の進行を犠牲にしてしまう
- 一人一人個別の対応をしてしまい時間が足りなくなる
個別化の短所①個人を大事にし過ぎてグループ全体の進行を犠牲にしてしまう
これは個別化を上位に持っている人は経験があるのではないでしょうか。
グループは個人の集まり。
しかしグループはグループとしての方向性、スピードがある。
個人を大切にする個別化の人にとっては難しい所ではあると思います。
個別化の人は木を見て森を見ず的な所があるようです。
対策としては、グループの中に森を見ることに長けている人に森を担当してもらうことが一つ考えられます。
それを見抜くのはあなたの得意技でもあります。
あとあなた自身が俯瞰して森を見るという視点を少し意識的に持ってみるということも効果的です。
それでも厳しかったら環境を変えてみることも考えてみましょう。
個人と向き合える環境でこそあなたの資質は輝きます。
個別化の短所②一人一人個別の対応をしてしまい時間が足りなくなる
これは短所①とほぼ同じなのですがグループというよりあなた個人の時間が足りなくなるということです。
個別化の人は人と関わることが大好きな資質ではありますが一人の時間もやはり大事です。
なんか心がモヤモヤ、ザワザワする。
そんな時は一人の時間を計画的に取ってください。
人の特徴を見抜くことに長けているあなたは自分の特徴を見抜くことにも長けています。
もしその視点を持ったことが無ければ自分と一度向き合ってみて下さい。
・どれくらいの頻度で一人の時間を取れば心地よいか。
・過去を振り返り充実感で満たされていた時はどんな状況、環境の時か。
あなたにしかない答えはあなたの過去(経験)にあります。
個別化の活かし方
- 対象のことをより理解することに意識を向ける
- 本人も気づいていない強みを代わりに伝えてあげる
- 大勢の前で話す時は一人だけターゲットを決めて話す
- 自分自身の個性と強みを上手く説明出来るようにしておく
- 人の優れた才能に気付き夢を追うように励ます
- 一人一人に合わせて対処することは公平で効果的であることを周りに説明する
- あなたが気付いていることは周りは気付いていないということを認識する
- 俯瞰して見ることも少し意識してみる
- 型にはまったことをやらないようにする
- 個人と向き合える環境に属する、作る
- 自分の時間も確保する
個別化のまとめ
まとめます。
- ルールが嫌い
- 人の特徴を見抜き、磨く
- 一人一人が持つユニークな個性に興味を惹かれる
- 異なるタイプの人達の集団をまとめ生産性の高いチームを構築する
- みんな違ってみんな良い
- 人間重視、個性
- 人それぞれ、違い
- 人の個性が大好きで見分けることが出来る
- 一般化されるのが大嫌い
- 個性的な人の話を聞くことが喜び
- 『変わってるね』と言われると嬉しい
- 同調圧力が苦しい
- 一人一人を理解して違いを尊重する
- 一人一人の特徴を理解し人に合わせた対応をすることが出来る
- 個人を大事にし過ぎてグループ全体の進行を犠牲にしてしまう
- 一人一人個別の対応をしてしまい時間が足りなくなる
- 対象のことをより理解することに意識を向ける
- 本人も気づいていない強みを代わりに伝えてあげる
- 大勢の前で話す時は一人だけターゲットを決めて話す
- 自分自身の個性と強みを上手く説明出来るようにしておく
- 人の優れた才能に気付き夢を追うように励ます
- 一人一人に合わせて対処することは公平で効果的であることを周りに説明する
- あなたが気付いていることは周りは気付いていないということを認識する
- 俯瞰して見ることも少し意識してみる
- 型にはまったことをやらないようにする
- 個人と向き合える環境に属する、作る
- 自分の時間も確保する
ここまで『個別化』の解説をしてきました。
何か気付きや発見はありましたか?
個別化は人間が大好きで個性を大事にしています。
しかし現在の学校や会社などの組織は個性よりも『みんな同じ。平均的』ということを求めがちです。
まぁーそうですよね。
組織の立場からしてみたらそちらの方が都合が良い。
そんな環境にずっと身を置いているとどうしても洗脳されます。
そして洗脳されるとそれが思い込みになり自分を縛り付けてしまいます。
そうすると漠然としたモヤモヤとした悩みから抜け出せなくなります。
思い込みはやっかいなものです。
・成功体験、失敗体験
・人を傷付けてしまった言葉、傷付けられた言葉
などの経験から思い込みは構成されます。
その思い込みが価値観となり人生を生きていく指針になります。
『人生は一回』です!
人生は遊園地みたいなもの。
色んなアトラクションに乗って色んな感情を楽しみ遊園地を出る時は『あ〜。楽しかった。』と終えられれば御の字。
世の中の常識もいいですが、個性を活かし注目される人生もありですよね?
個別化の人が資質を発揮して個性的な社会にしてくれることを楽しみにしております。
資質解説シリーズ27回目は『個別化』の解説でした。
それではまた違う記事でお会いしましょう。