自分の才能を知ろう!『内省』の特徴と活かし方を解説。ストレングスファインダー

今回はストレングスファインダーの『内省』について解説していきます。内省とは『自分の内と深く向き合い自分の思考言動を省みる』事です。


よく考える事は良い行為だという認識が多数だと思いますが思考のリソースをどこにどのように割くかによってその資質が長所にも短所にも変わります。


意識するポイントやコツをわかりやすくお届け出来たらなと思います。そもそも『才能なんて知る必要あるの?』という方はこちらの記事をお読み下さい。では『内省』の①特徴②長所③短所④活かす為のポイントの順番で解説していきます。

目次

内省の特徴

  • 頭脳活動に多くの時間を費やす
  • 考えるのが好きで知的な議論が好き
  • 本質に辿り着こうとする(深いところまで潜る)
  • セミナーや勉強会に行った後に1人で考える時間を取る
  • 自分の中に2人いて頭の中で議論している

考えるのが好きで知見が深まる事に喜びを感じるって感じですねー。

内省の長所

  • 1人でじっくり考えて結論を出す事ができる
  • 自習能力が高い
  • 言葉に重みがある
  • 周りに問いかけ考えさせるのが上手い

一つずつ解説していきます。

内省の長所①1人でじっくり考えて結論を出す事ができる

内省を上位に持っている人は当たり前に感じるかもしれませんがこれが意外と出来る人が少ない。内省持ちの人は息を吸うかのように考え事をしているかと思います。


1人でじっくり考えることが出来るので色んな角度から物事を見る事が出来て物事の本質に迫る事ができます。あとはそれをしっかりとアウトプットできているかどうか。


内省持ちの人は文章が上手いという傾向もあるので自分の考えている事を毎日文章に落とし込んでいく事によって内省持ちの人が持っている種から実になり花を咲かせる事が出来ます。

内省の長所②自習能力が高い

内省を上位に持っている人は振り返りをよくします。それは良くも悪くもです。


悪い例は「車のドアを強く閉めすぎたな、怒っているかな。。」『きつい言葉を言ってしまったかもしれない、言い過ぎたな。。』『あの時なんであんなこと言ったんだろう、〇〇と言った方が良かった』などくよくよしがちです。


しかしこれは自習能力があるからこそ。自分に対する質問力を上げて良い振り返りをしていきましょう。後悔ではなく次に繋げるような質問をしていきましょう。


『車のドアを強く閉めすぎたな、いつも忘れてやってしまうんだよなぁ。次からしないようにどうすれば良いかな?』『あの時なんであんな事を言ってしまったんだろう、いつも後から振り返れば良い言葉が見つかるのに。瞬発的に出てくるように何かできる工夫はないかな?』このように自習能力を有効活用していきましょう。


自分への質問力が上がると他人に対しての質問力も上がりますしね。それが仕事になる可能性もありますね。

内省の長所③言葉に重みがある

内省を上位に持っている人はよく考えてから言葉を発します。その為頭の回転は速くないかもわかりませんがその代わりパワーがあります。


一見訳のわからないことを言っているように聞こえてしまったり当たり前過ぎる事を言っていると相手に思われるかもわかりませんがそこには深みや重みがあったりします。


その重みを磨いていって下さい。間違ってもそんな自分を嫌いになって流暢に話したり軽い言葉を発するようにしないで下さい。


考えた上でそうするのは良いですが他人受けする為なら凄く勿体無いです。魚が鳥を見て憧れるのではなく自分の資質を理解して長所を尖らせていきましょう。

内省の長所④周りに問いかけ考えさせるのが上手い

内省を上位に持っている人で自分への問いかけが上手い人は他人への問いかけも上手いです。その問いかけによって相手が納得感を持って答えに辿り着く為の手助けが出来ます。


自分への問いかけがまだ上手くいっていないと感じている人は独自の問いかけリストを作成する事がオススメです。僕の場合はこのようなリストを作っています。

①なぜそう思う?(現状の確認)
②どうなったらベスト?(ゴールの明確化)
③その為にはするべき事は?(理想と現実のギャップの確認)
④今日から出来る事はなんだ?(行動計画への落とし込み)

このようにある程度のテンプレートがあれば自分への問いかけが上手くなっていきます。
ゴールは正解ではなく自分の中にしかない納得解なので内容によってこのテンプレートから発展させたりして調節します。


例えば現状の確認をもっとするべきだと感じたら現状を確認する質問を多用します。目標設定の際に意識している言葉はこちら。

『人は1年で出来る事を過大評価しすぎる。そして10年で出来る事を過小評価しすぎる。』

アンソニー・ロビンズ

しっかりと方向性を見定めて小さな事から始め大きな成果を掴みましょう!

内省の短所

  • 思考に時間が取られて行動が遅い
  • 話し合いを無駄に複雑にする
  • 厳しい言葉で他者を敬遠してしまう

一つずつ解説していきます。

内省の短所①思考に時間が取られて行動が遅い

内省を上位に持っている人は「まず行動!」というよりも「考えてから行動!」タイプです。これは仕方ないと思いますしそこまで気にするような短所ではないと個人的には思っています。


しかしどんな場面か?にもよりますがあまりにも行動が遅いようだと対処して上手く付き合っていく必要があります。個人的にオススメしているのが数字で縛りそれを厳守する事です。


『今日1日考えてみよう』『本を3冊読んで決めよう』『5人に聞いてみよう』など自分なりの意思決定のパターンを決めておくと無駄なエネルギーを使わなくてスムーズに行動に起こせます。

内省の短所②話し合いを無駄に複雑にする

内省を上位に持っている人は考える事が好きで色んな角度から物事を考えます。そこまで考える必要ある?という所まで考えるのでそこまで求められていない環境やコミュニティだと深く考えるという事が短所になってしまいます。


場の空気を読む事を少し意識してみたり、周りに聞くのも効果的です。内省を5位に持っている僕は話し合いの時や飲み会の時には周りの仲間にこそっと『これはどれぐらい重要な感じ?』『今日の飲み会は熱く語る系?パーっと楽しむ系?』と聞くようにしています。


『深く考える』という所は内省のめちゃくちゃ素晴らしい長所なのでその裏返しの短所と上手く付き合っていきましょう。

内省の短所③厳しい言葉で他者を敬遠してしまう

内省を上位に持っている人はよく考えているからこそ、言葉を大事にしているからこそ、相手が浅い話をしたりどうでも良いと感じるような話をすると厳しい言葉で他者を敬遠しがちです。


この短所に対する対処法は自分の事を理解すると同時に他者との違いを理解する事が効果的です。そもそも内省を上位に持っている人からすれば内省をする事というのは当たり前のことですが世の中的には当たり前ではないです。


人間の体は五感なども含め外を感じるように出来ています。なので無意識に内省をしている人の方が少数派なんですよ。そう考えるとくだらない話をする人を許容出来る感じがしませんか?その人にはその人の資質がありその人独自の長所、短所があるのです。

内省の活かし方&まとめ

内省の特徴、長所、短所、活かし方をまとめます。

内省の特徴
  • 頭脳活動に多くの時間を費やす
  • 考えるのが好きで知的な議論が好き
  • 本質に辿り着こうとする(深いところまで潜る)
  • セミナーや勉強会に行った後に1人で考える時間を取る
  • 自分の中に2人いて頭の中で議論している
内省の長所
  • 1人でじっくり考えて結論を出す事ができる
  • 自習能力が高い
  • 言葉に重みがある
  • 周りに問いかけ考えさせるのが上手い
内省の短所
  • 思考に時間が取られて行動が遅い
  • 話し合いを無駄に複雑にする
  • 厳しい言葉で他者を敬遠してしまう
内省の活かし方
  • 1人で考える時間を確保する
  • 毎日何かしらの文章を書きアウトプットする(方向性が定まった方が内省が深まり楽しい)
  • 思考を止めるための行動を持っておく
  • 話す機会がある場合は事前に一度頭の中で整理しておく
  • 周囲の人に自分はこういう人間ですという事を伝えておく
  • 確認してみるという感じで行動に移すと○
  • 自分に対する質問をアップデートしていく
  • 答えが出ていない時はわからないと伝える
  • 意識的に周りに気付きを与えてみる
  • 内省持ちの人と定期的に議論をする時間を持つ
  • 周りに頼る所は頼る

内省持ちの人の深く考えるからこその長所・短所を解説してきました。僕も昔はそうでしたが考えるだけでアウトプットをしていなかったんですよね。


『考えてある程度納得して満足!』『考えてるが同じ所をループしだしたので終了!』という感じで自己完結していました。


でもこれは野球で言うと野球が好きでずっと壁当てを1人でしている状態だなと思います。野球が好きで1人でするのが好きなのはわかりますが絶対に試合に出た方が楽しいし能力も向上します。週末の試合があった方が平日の壁当てが更に面白くなると思います。


内省の人だけに限らずアウトプットを意識した方がインプットが捗りますので絶対アウトプットはした方がいいです。まずは気軽にTwitterから始めるのがいいかもですね。


個人的に思うのが内省の資質って凄く魅力的なのですが高校生ぐらいまではあまり周りにウケない資質なのかなと感じています。その為大人になってからも自分の資質とは違った立ち振る舞いをしている人が多いのではないかと感じています。


僕がそうでした。しかしそれでは自分の持っている資質の喜びに反する生き方をしているので漠然と『何か違う』と感じている人も多くいると思います。


この記事がその漠然と感じている『何か』のヒントになれたら嬉しいです。これからも人生を正直に夢中に生きる為の情報を発信していきますので宜しくお願い致します。


もしこの記事が少しでも為になったって方はTwitterのフォローをして頂けたらとても嬉しいです。ではまた違う記事でお会いしましょう!

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