自分の才能を知ろう!『最上志向』の特徴と活かし方を解説。ストレングスファインダー

今回はストレングスファインダーの最上志向の特徴、長所、短所、活かし方について書いていこうと思います。最上志向は影響力資質に属しています。影響力資質とは人にオススメをするなどの人に働きかけるのが得意な資質の事をいいいます。

目次

最上志向特徴

まずは最上志向の特徴を書いていきます。

  • 強みを利用し平均的ではなく最高の水準を追求する
  • 単なる強みを最高レベルに変えようとする
  • こだわりが強い
  • 質の高さに拘る
  • 口癖は「まだまだ。もっともっと。」

最上志向は一言で言うとプロフェッショナルを目指すという感覚を持っています。
質が高い事に価値を感じていて、弱みを克服するというよりも強みを伸ばすという感覚を持っている。0を50にするのではなく50を100にするというイメージ。「まだまだ。もっともっと」と自分にも他人にも厳しい。こだわりも強く平均的なもので妥協しない。人よりも抜きん出たいという思考が強い。特徴としてはこんな感じですかね。


さて次に資質の使い方です。人間の資質は刃物に似ている。刃物の使い方を知らなかったら自分や他人を傷つけてしまうかもしれないのと同じでしっかりと役割を知り、使い方を習得出来るようになると目的達成の為の便利なツールになる。要は刃物も資質も扱いようという事だ。


使い方を知るだけでは意味がない。扱えて初めてそこに価値が生まれる。しかし扱えるようになる為にもまずは知らないと何も始まらない。僕自身も現在、自分の資質を知り上手く活かせるように奮闘中である。それではこれからこの最上志向という資質の長所、短所、活かすポイント、危険ポイントを書いていきます。

最上志向の長所①現状に満足せずどこまでも上を目指す

最上志向持ちの人は現状に満足せずどこまでも上を目指します。周りから見たら「もう十分頑張っている」と思われているかもしれません。自己啓発本などを読むと「現状に満足する事で未来が良くなる」や「足るを知る」という言葉が目に入ります。


特に「足るを知る」という言葉は絶対的に正しそうで「求め続ける」人は贅沢な人だと思われがちかもしれません。しかし最上志向持ちの人は「満足をしない」事でモチベーションを高め続け良い仕事をして世の中に貢献する事が出来ます。


なので世の中の常識に捉われず、「もっともっと」と自分を奮い立たせていきましょう。しかし注意点もあります。最上志向持ちの人は完璧を求める為、アウトプットが出来ない、遅いというのが短所としてあります。


なので「完璧主義」ではなく「最善主義」を目指しましょう。期限を決めてその期限の中で最善を尽くす。これが凄く大事になってきます。僕は最上志向を1位に持っています。このブログも昔の自分だったら自分に対して重箱の隅をつつく突っ込みが入り「こんなもの出せない」と完璧なものを作ろうとして結局何もアウトプット出来ないという事がよくありました。しかし今では「最善主義」を意識しているので「とりあえず出してから改善していけばいいか」と思えるようになりました。これは資質を知った事による大きな一歩だと僕は感じています。

最上志向の長所②無駄が嫌いで効率を大事にする

価値を感じない無駄な事が大嫌いです。自分の弱みを克服するとか自分の強みを活かせない事を無駄だと感じる傾向にあります。掃除や洗濯を無駄な時間と感じる人も多いようです。また好き嫌いが激しく興味のある事とない事がハッキリしているのも特徴の一つ。


会社や社会には無駄な事が多いと感じている人も多いかもしれません。これは良いことだと思います。なぜなら無駄を省いていく事が一つの価値に繋がるからです。とことん無駄と感じる事を無駄と捉え、効率化を図ってください。


洗濯の時間が無駄だから洗濯乾燥機が出来た。掃除の時間が無駄だからルンバが出来たのです。やりたくない業務はいかに自分がやらなくて良いようにできるかを考えましょう。人に任せる、雇う・システムを利用するなどで自分のやりたい事だけに没頭できる環境を作っていきましょう。

最上志向の長所③人の才能に着目して磨く事を促す

人の才能を伸ばすという所までは興味がないが人の才能を見つけるのが得意というのも長所としてあります。自分の才能より他人の才能を見抜く方が得意かもしれません。あなたが感じた他人の才能を惜しみなく本人に伝えていきましょう。


それは才能を見抜くのが得意なあなただからわかる事です。才能とは自然に出来る事です。自然に出来るので自分では気付きにくいのです。「みんなそうでしょ?」と思う所に才能が隠れています。

最上志向の短所①人を優秀さで区別する

最上志向持ちの人は人を優秀さで区別する傾向にあります。これは自分に対しても他人に対してもそうです。優秀な人に興味を抱き、そうでない人には興味を抱きません。


区別をしてはいけないとまでは僕は思わないがあまり行き過ぎないようにした方が何かと良いと思います。区別をして毛嫌いするのではなくお互いがプラスになるような付き合い方が出来たら良いですね。

最上志向の短所②興味の無い事に全くやる気が起きない

僕は最上志向を1位に持っているのでこれは凄く納得です。興味のある事には没頭するが興味の無い事に全くやる気が起きないです。最上志向は弱みを克服するのが凄く嫌いで強みを伸ばしたいという思考なので興味のない事にやる気が出ない事は当然だと思います。


質を高めて没頭出来るのが最上思考の長所でもあるので興味の無いことはしなくてもいいと思います。しかし業務の中でどうしても興味のない事もしないといけない事があるかと思います。そんな時はシステムを利用したり外注を上手く活用するなどして出来るだけ自分でやらなくていいような環境作りをするとストレスが減り自分のやりたい事だけに没頭出来ると思います。

最上志向の短所③こだわりすぎて生産性が下がる

これも僕めちゃ当てはまってたんですよね〜。例えばプレゼンを作る時、内容とは関係のない色のバランスだったり矢印の向きだったりの微調整に時間をかけてしまったり、ブログを書きたいな、youtube動画を投稿したいなと6年前ぐらいから思っていたが「自分なんてまだまだ発信出来る人間ではない。まずは勉強しないと」とインプットだけの勉強になってしまったり、結局思い腰を上げてブログを書いても一つの記事に時間をかけ過ぎて挫折するというのを繰り返してきました。


しかし僕はこの壁を突破する事が出来ました。そのコツは完璧は存在しないという事を知る事です。「そんな事は知っている」と思った人もいると思います。知っているあなたは今何かに対して完璧を目指していませんか?完璧主義の自分が出てきた時は「いや、一回出してみて後で修正したらいいわ」ぐらいの気持ちでいきましょう。


もう一つとても大事だと思うのが『期限を設ける』事です。これは当たり前のように感じると思いますが最上志向持ちの人は特に大事だと思います。絶対厳守の期限を決めてその期限内の最善を尽くしアウトプットする。そして評価・修正・改善を繰り返す。そして質を高めていく。最上志向持ちの人はこれが出来たら最強です。

最上志向の短所④凄い人と比較して落ち込む

これもめちゃわかります。自分より凄い人を見てやる気が出てくるタイプの人は問題ないのですが僕のように落ち込む人は改善する必要があります。まずなぜ落ち込むのかというと最上志向持ちの人は理想が高いです。質が高い事が好きだしプロフェッショナルに憧れるからです。理想が高いからこそ今の自分とかけ離れ過ぎて落ち込んでしまうんですね。


そんな時は今の凄い人も昔は普通の人という事を知る事です。現在の日本に多大なる影響を及ぼしたあの坂本龍馬はいつもイジメられて泣き虫で14歳までおねしょをしていたそうですし、発明王のエジソンも落ちこぼれだったりと、偉人達も元は普通の人間なのです。


赤ちゃんが大人に喧嘩で勝つ事が出来ないように、無駄に落ち込む事を辞めて目標、夢、理想、目的に向かって成長していくという意識が必要です。成長していくコツはドミノ戦略を理解する事が大事だと僕は思っています。ドミノ倒しのようにまずは簡単な一歩から始めます。本当に簡単な一歩から。そしてドミノは物理法則的に1.5倍の大きさまで倒せます。なので適切な順番で適切な目標設定を立てることが大切です。


ブログを書くなら初めから人の心に響くような記事を書く事を考えてしまうと逆に行動できなくなります。最初5mmのドミノが13個先ではなんと重さ45kg高さ1mのドミノを倒す事ができるのです。だから自分より凄い人が居ても落ち込まず自分との差を受け入れその差を埋めるドミノを作っていきましょう!

まとめ&補足

ここまで最上志向の長所・短所・活かし方を書いてきました。簡単にまとめます。

長所
・現状に満足せずどこまでも上を目指す
・無駄が嫌いで効率を大事にする
・人の才能に着目して磨く事を促す
短所
・人を優秀さで区別する
・興味の無い事に全くやる気が起きない
・こだわりすぎて生産性が下がる
・凄い人と比較して落ち込む

最上志向をギュッとまとめると『質』を重要視する資質です。なので『質』の高いコミュニティーに属したり、『質』が高いと思える活動をする事が一つの喜びポイントになってきます。才能開発の専門化北端康良氏の言葉が凄く心に響いたので引用させて頂きます。

最上志向持ちの人の2つの道
・例えば甲子園のように既にピラミッドの出来ているところで頂点を目指すのか
・まだ誰もやっていない所で一番乗りをして最高を目指すのか

最上志向を1位に持っている僕もまさにこの2つが夢中になれるポイントです。僕の場合は学生時代甲子園という既にピラミッドが用意された頂点を目指す事に価値を感じ、夢中になり四番打者として甲子園に出場という成果を上げる事ができました。また多くの人は気付いていないであろうもので自分が最高だと感じるものには手を出しまくってきました。


僕は学生時代、野球は12年間やりましたし、大学時代もアルバイトを4年続けてきました。自分は継続力がある人間だと思っていましたが社会人になってからは全く継続力が無く、燃えれるものが無く、「自分はダメな人間なのか?」と長年悩んできました。しかしこの言葉を聞いた時、凄く自分の心のモヤモヤが晴れたように感じました。


すみません、少し話は逸れましたが、あとやってはいけないのが『質』をもとめるあまり、井の中の蛙になってしまう事です。謙虚に素直に人から学び自分より『質』の高い人との差をどうしたら埋めれるのかを考えましょう。


そして最上志向は他の資質を尖らせる資質でもあります。他の資質との組み合わせも含めて『自分らしい』武器に磨いていきましょう。ストレングスファインダーは『才能』を診断するツールです。そしてその才能の定義は『無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン』の事をさしています。


どんな強みにも2面性があります。活かして「長所」として使えているパターン。資質を知らずに使っていて「短所」になっているパターン。資質を使い過ぎて「短所」になっているパターン。せっかくの上位資質が短所に出てしまっていては凄くもったいないので自分の資質を客観的に知り、その概要を理解して自分の武器に出来るように試行錯誤していきましょう。自分の武器が手に入ると今まで丸腰でこの社会と戦っていたのかと自分を褒めたくなると思います。

これからも人生を正直に夢中に生きる為の情報を発信していきますので宜しくお願い致します。

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